小球を投げ出して走る台車

小球を投げ出して走る台車

From Algodoo

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小球を投げ出して走る台車

Language: 日本語
Description: 小球をタンクに積んだ台車が,1秒に1個ずつ小球を投げ出して初速ゼロから加速する問題。

http://www14.atwiki.jp/yokkun/pages/254.html

Target: Key Stage 5, Key Stage 6
Category: Exercise
Discipline: Motion, Momentum
Learning objectives:

小球の投げ出しを2体の「分裂」と見て,運動量保存の法則を適用できるようにします。 質量が変化する物体の運動方程式から,ツィオルコフスキーのロケット方程式の理解に発展します。

In class: (1) 相対速さ一定のモデル

(2) より厳密なモデル

(3) 速さの変化はどのようになるでしょう?

(4) ロケット方程式への発展

http://www14.atwiki.jp/yokkun/pages/255.html

Steps in Algodoo


(1) 相対速さ一定のモデル

小球を含む台車の質量M,小球1個の質量mとします。 台車が小球を投げ出す相対速さ v_0 が一定であるものとして,台車の質量が M のときから1個投げ出して M-m になったときの台車の速さの変化 ΔV を求めましょう。


(2) より厳密なモデル

厳密には,(1)は正しくありません。v_0 が一定であることは前提とせずに,同様に質量 M から M-m になったときの台車の速さの変化 ΔV を求めましょう。
GreenPeasCar.PNG
グリーンピースカー


(3) 速さの変化はどのようになるでしょう?

t秒後の速さV(t)はどうなるでしょうか?
GreenPeasCar2.PNG


(4) ロケット方程式への発展

m<<Mを考慮して,mをガスの一様な噴出 -ΔM とするとき,(1)の結果はロケットの運動方程式になります。微分方程式を解いてV(t)を導出してみましょう。


「物理シミュレータAlgodooで学ぶ力学」

書籍「物理シミュレータAlgodooで学ぶ力学」に演習問題として掲載されています。