アーチ構造の橋
From Algodoo
アーチ構造の橋
| Language: | 日本語 |
|---|---|
| Description: | 重い建築物を実現するために、昔(鉄やコンクリートが使われていなかった頃)は、アーチ構造やヴォールト(穹窿:きゅうりゅう)が用いられていました。 構造物の重さが、アーチ構造のブロックの間に働く力を大きくします。そして、この力が摩擦力を大きくしています(ある物体に働く摩擦力はその物体の表面が押される力に依存するのだと言うことを思い出してください)。摩擦力が大きくなると、ブロックは動くことができなくなり、構造物は安定なものとなります。
これが、アーチ構造の安定性のメカニズムです。 |
| Target: | Key Stage 3, Key Stage 4 |
| Category: | Exercise, Laboratory |
| Discipline: | Friction |
| Learning objectives: |
|
| In class: | 児童に、昔のアーチ構造の建築物について学ばせます。昔はあまり大きなブロックの作成や運搬が不可能でした。
児童たちにコンクリートや釘を使わずに小さな岩をたくさん使って橋を作る方法について考えさせます。
児童たちにアルゴドゥを用いて実験させます。
アーチ橋の建築に使われる物体の物性や形状についてどんな結論が導かれるか。
児童に方針を立てるのを助け、ガイドとなる問いかけをしてください。 |
Steps in Algodoo
シーンの作成
地面の上にブロックを組み立てて橋を作ります。
異なった形状・物性(密度や摩擦)で実験を行います。
CSGの機能を用いると隙間にぴったりの形状を作ることが容易です。
予測
アーチ構造の橋を安定なものにするために、どのような形、どのような物性が重要ですか?
シミュレーションの実行
シミュレーションをスタートさせて調査します。
橋の上にシンプルな車を走らせたり、重いものをその橋の上に落としたりしてみてください。
検証
次のことを検証します。
- どのような形状、どのような物性でできた橋が最も安定するか? なぜそうなるのか。
- 安定性の背後にはどのようなメカニズムが隠されているか(力の可視化が理解を助けます)。
- アーチ橋を改善することはできるか? どのようにしたら良いか。



